前回の滝行の続きです。
滝行に入る前に 黒帯を締めた合気道ママに作法を説明します。神聖な滝に入らせていただくことを七面大明神さまを始め諸天にお許しいただき、行が無事成就するように入水前に祈りを捧げいざ滝に向かいます。

大音声にてお題目を唱えます。滝の中に吸い込まれるような感覚を覚えつつ無心に唱えるお題目のちからで身体もぶれずに集中できました。やがて水から背中をおされるように滝から離れ御礼のお題目をこころの中で唱えて修行は終わりました。
冷え切った身体で水からあがるとシェフがインタビューがあるといいました。
「あなたにとって人生とはなんですか?」
予想外の問いかけですが、何かいいことをいってやろうという欲が洗い流されたあとだけに思っていたことが口からでてきます。
「ほとけさまの教えによって色々な苦しみや悩みが少なくなるように、自分もみんなと一緒に勉強したい」
本当にそれだけでした。日々至らない自分を見つめて仏教の、そして法華経の教えで少しでもより魂を磨いて人として成長したい、またその教えを共有したいという思いがあることを再発見したのでした。そういった意味では改めて実際に行動する「行」というものは頭の中をいったん空っぽにしてくれるものなのかと感じました。たった今のこの瞬間、この鼓動、そしてひざの震え(笑)すべてがただただ有り難い、いのちって素晴らしいなと感動した滝行でした。
そのインタビューの間に合気道ママが滝行に挑みます!さすがというべきかキャーキャーと声を出すことなく丹田にぐっと力が入り大量の水を小さな身体で受け止めます。やがて行を終えてこちらもインタビューを受けて初めての体験の感想を聞かれると子供の成長と自身の鍛錬のために頑張れたということでした。
みなさんは人生とは?生命とは?と聞かれたらどんな答えをしますか?
生きるとは? あるいは死とは?
かなり飛躍しますが、明日地球が滅びる、と聞かされたらどんな一日を過ごしますか?