最近 海外の方が身延山にお参りにこられます。どうしてここにきたの?と質問をすると静かな歴史のある場所を探していた、とか富士山が見える場所に来たかったから、などいろいろな答えが返ってきます。東京は大きくて便利でなんでもあったけど、どうにも疲れる、、、とほとんどの方がいいます、驚くことに若い人でさえそういいます。自分の若いころには大きな町での生活にあこがれや楽しみもあったのですが、意外です。
身延山を案内して一通り歴史や生活を紹介すると、お坊さんがたくさん修行をしている様子や田舎らしいゆったりとした時間の流れで過ごす地元の人たちの様子などがとても新鮮に映るようです。新しい場所、新しい人に出会うことはとても刺激的な体験です。私自身もいろいろな場所に出かけるのが好きなのでそれがストレスのリフレッシュになりますのでよく理解できます。
こうして新しい人と出会ったり話をして感じることは、そのタイミングで会うべき人とあっている、と感じることです。海外からわざわざ日本にやってきて身延山まで足を運ぶ。理由は色々ありますが、話を聞いているとやはり仏教の価値観や日本人の暮らしぶり、優しさ、そういったことを感じ取る人だなあと思います。私からみても、今私が何かを学ぶべき、感じるべきことがあることを教えてくれる人々に会っていると感じます。逆の表現をすれば、自分の中に忘れている何か大切なものを思い出させてくれる人にあっているのだと感じます。思いやりの言葉を一言でいいから別れ際に伝える、そのたった一瞬の行いで旅の記憶に深く刻まれます。出会いは本当に不思議で、面白いなあと感じています。