唱題行脚

 非常に暖かい一日になりました。今日は午前中に法事を営み、午後は唱題行脚の予定で朝からバタバタしておりました。本堂には隙間風が入るのでこの時期にはダルマストーブ6台とホットカーペットで準備をします。

修行にくる場所だから別にそこまで温めなくてもいいよ、という声も入ってきますが、やはり寒いと法事はきつく厳しいものと思われるのも困ると思いできる範囲での寒さ対策をとっております。インフルエンザも流行っているようですのでヤカンを載せて加湿もできるので個人的にはダルマストーブは好きな暖房です。

午後はお題目を唱え地域を歩きながら歳末の助け合い募金をお願いして回ります。13時開始ごろには日差しもぬくもりがあり、汗ばむほどの陽気でした。日頃お世話になっている檀信徒さんやそのご家族、また地域のいろいろな方が玄関先に出て合掌をして行脚隊を迎えてくれます。今年は地域のお坊さんに加えて身延山の修行している学生さんやお坊さん12名に随喜していただいて南部町内を歩きまわりました。

ネットの情報ですが、アップルという会社の最高経営責任者(CEO)であった故スティーブ・ジョブズ氏は散歩をしながら会議をしたと聞いたことがあります。歩くことは実は脳内も活性化をしてアイディアが浮かびやすくなったりするそうです。今日は地域を歩きながら普段見慣れている山々や雲の動き、おひさまの運行でだんだん夕方に近づいてくる空模様の変化など、そんなことを「あ~ 綺麗だな~」とぼんやり考えたりこの唱題行脚の意味を考えておりました。

途中の休憩中に先輩上人がふと「この行脚は地域の町民のみなさんの除災を祈る行脚でもあり、地域の霊位に回向する意味があるのだよ」と話しをされ、まさしく地域の皆さんが幸せに暮らすことを祈るお題目と鎮魂のお題目であるのではと思っていた自分の思いに合致してなにやらうれしい、ありがたい工程となりました。今日は久しぶりの歩数をたたき出したのでゆっくりとお風呂に入って足をいたわりたいと思います。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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