どちらかというと美術館などはあまり興味がなかった幼少期。絵を書くことが嫌いではなかったけれど、夏休みの宿題かなにかで提出した自信作がけちょんけちょんにけなされて表現の難しさを学び、自己満足に過ぎなかった事を教えられたものです。
父はなぜか昔から絵を見るのが好きで本棚には古いレコードと画集なんかも少しありました。私にはよくわからない絵を勤め先の慰安旅行などで出ると買ってきては飾っていました。母はまたかと思っていたかもしれません。そんな絵に対する興味がわいてきたのは大学時代です。寮生活の空いている時間に雑誌のモデルさんを鉛筆で描いてみたり、近所の建物を描いてみたりしてました。もうそれらの絵はどこにいったか分かりませんのでたぶん処分してしまったのでしょう。楽しかった記憶は残っています。
最近はAIで色々なものが表現できるようです。四方八方に打ち寄せる波など非現実的な表現もできるのでどこまでがリアルなのか線引きが難しくなりそうです。指示を出してそれを表現するのも楽しいのかもしれません。今のところ私は鉛筆で書いてみたり絵具を使ってみたり、また習字として字を書いてみたりとアナログな楽しみがようやく少しつかめてきました。
後世に残せるものはこうした絵や文章ではないか?などと大げさに考えてみたりします。わたしを表現する、わたしを創る一部としてこれからも形をなぞってみたり自分なりの色で表現してみたりと楽しみたいと思います。