朝のお勤め

 毎朝 御宝前で仏祖三宝、そして拙寺をお守り頂いている諸天善神さまに法味を言上しています。法華経は69,384文字ありますので毎日読める部分は限りがあるのでだいたい1か月ですべて、これを一部といいますが、通読します。

もともと法華三部経などといって、三つのお経が集まっています。すなわち無量義経、法華経、仏説観普賢菩薩行法経です。法華経だけをとってもお経の読み方にしっかり集中してないと間違えたりするのでまだすべてのお経をスラスラとなるには時間がかかりそうです。老眼鏡をかけたらだいぶ改善したというオチも最近つきましたが(笑)学生時代の恩師からは「一文字一文字がほとけさま、、、という思いで唱えよ」という指導を頂き、これを忘れまいとしています。日蓮宗ではお経を早く読む時があります、例えば修法加持祈祷の時などは目にもとまらぬ、というよりは口からスラスラスラスラとお経が流れ出てきます。巻数を増やす時にもこうして早口にお唱えします。

この部経を拝読した後に、要品(ようほん)という法華経28章のうちから抜粋したお経の中を日ごとに代えて読んでいます。その後に修法祈祷をして、日蓮聖人の残された遺文(いぶん:お手紙)を拝読してからお題目をお唱えします。そうしてから祈願回向文を読み上げます。お塔婆のご供養があればそちらのお戒名を読み上げてご回向しますし、何かお願いごとがあれば祈願を言上します。

だいたい50分くらいですが、これを一日のスタートにしています。毎朝御宝前に額づき諸仏諸菩薩諸天善神さまに喜んでいただけるような一日にします!と宣言して朝勤(ちょうごん)を終えます。こうして宣言してから迎える一日は反省に満ちていますが、何も考えずに息をしているよりは普段の行動、言葉遣いに意識が向きますのでやはり朝から整うというのは大切ではないでしょうか。

  

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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