日蓮聖人の残されたお言葉の中に、「人の寿命は無常なり。出る気(息)は入る気を待つ事なし。風の前の露、なお譬にあらず。かしこきもはかなきも、老いたるも若きも、定め無き習いなり」とあります。人の寿命はわかりません。どんな人であれ必ず旅立ちの時がやってきます。
今日は人の寿命というもののありようをまざまざとみせつけられることがありました。でも考えてみればパレスチナでは毎日命を落とす人がおり、能登半島地震でも、震災関連死も含めて亡くなる方がおります。命というもの、死というものが画面越しになっていて正直に誤解を恐れず表現すると、どこか現実離れしているような錯覚に陥ります。そうではいけないと思いつつもです。しかし災害や病気は突然やってきます。それが起きた時にあたふたしないように今を大切に生きていこうと思います、生きられなかった方々のためにも。
日蓮聖人の御在世にも、飢饉、疫病、災害、国難の連続であったことをお手紙にしたためられています。今は一見発展した文明に身をおいてはいますが、裸でありのままの人間は特別に進化したり強くなったわけではないのです。いつかその日はやってきます。
知り合いのお寺さんも今回の能登半島地震では大変な被害がでているようです。亡くなられた方々をしのび、生きている方々の応援となるようなことは今は義援金を寄付するくらいしかできませんが、復興を祈りたいと思います。
(意図を反映していない表現があり加筆修正しました)