梅花

  昔の庫裡の庭には古い井戸と古い梅の木がありました。井戸は枯れていたのでいつもおっこちないように木の大きなふたがしめてあり、そこにかぶさるように梅の古木が斜めに伸びていました。

平成12年に庫裡の建て替えが完成した時に梅の木はどこかへ移そうという話になり、現在は庫裡の玄関のわきに移してから毎年細い幹から勢いよく枝が伸びています。こんな日当たりもあまりいいとは言えない場所に無理やり?動かされたのに本当に生命力ってすばらしいなあと感激しています。

今年もすでに数輪の花を可憐に咲かせています。もう明日は大寒というのに今日の南部の最高気温は17度という3月下旬なみの気温。暖房をつけなくてもいい冬なんていったいどうしちゃったの地球さん?

と思えばアメリカのシカゴ、ここは寒くて有名なところですが、大寒波がやってきていて-20度とかになっているようです。某有名電気自動車のバッテリーが冷え切ってしまい使い物にならず、道端で動けなくなっているとの情報も聞きました。ガソリンを食わない自動車は確かに環境にいいかもしれませんが、製造過程で出る二酸化炭素にはあまり触れられていないとも聞きます。専門家ではないので詳しい仕組みはわかりませんが、極寒や極暑にはバッテリー性能が対応しきれないのが問題だそうです。もし所有されている方がいたら申し訳ありません(汗)

自然の流れにそった生き方、車社会、働き方、そういったものが今一度考えなおす時期にきているようにも思います。発展だけ目指してきたわけではないのでしょうが、もう少し地球にやさしい生き方を考えてみる必要があると思います。

私の好きなジブリ映画の一説にあるように「人は土から離れて生きることはできない」というのが真実だと思います。「共に生き、共に栄える」という身延山法主岩間日勇猊下の言葉が地球に生きる命としての責任を感じます。欲深い自身の心を反省しながら今日は梅の花をめでたいと思います。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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