いよいよ3月

 奥之院思親閣の勤務も残り1か月となりました。

令和2年の4月1日より足掛け4年の勤務となりました。おかげ様で大過なく過ごすことができました。思えば前回の奉職の時には大雪が降ったり(平成26年)して3日間一人で雪かきをしていました。当時1メーター70センチくらいの積雪でしたので本当にまるまるひと月はひたすら雪かきをしていました。

今回の勤務で思い出されるのはなんといってもコロナの影響でしょう。観光寺院へとシフトを始めた身延山久遠寺。海外の来客も増えて認知度も上がってきた矢先のことでした。ちなみに樹齢400年を超えるしだれ桜が有名ですが、さすがにコロナ禍においては境内にだれもいないといういまだかつて見たことない景色がそこにありました。当然奥之院思親閣にも参拝の足は途絶えていたわけですが、関東で唯一ロープウェイの運行を止めなかったのが身延山登山鉄道でした。月参りで来られる方も少なく、寺院の運営としては壊滅的な状況でした。

そうした中でできることはお経をあげること、それを粛々と進めた別当佐藤順行上人(身延東谷の志摩房の住職です)が先頭にたってみんなが読経三昧の日々となったのです。おかげ様でこうした危機的な状況にも関わらず篤信の御信者さんや寺院の参拝をうけてなんとか今日にいたる、そんなことを思い出したのです。

毎月1日の朝礼でいままでのことを思い出すきっかけとなり、残り一か月を今まで通りに事故なく過ごしたいと願う3月の頭でした。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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