無事に済ませることができました。お金の話はあまり話題にしくいことですが、避けては通れない部分もありますね。
「坊主丸儲け」と直接いう人も最近はいませんが、そういうイメージがあるのは承知しています。宗教法人として税を優遇されているからです。そこで思い出すのが先々代の住職です。戦前の貧しい時代や農地改革などで土地を失う中なんとかお寺の運営をきりもりしていたそうです。聞けば畑や田んぼ、ぶどうまで様々なものを栽培して日頃の食料としていたようです。骨太のごっつい手をしていたおじいさんは、子供心に怖い人くらいにしか思っていませんでした。お布施などのことも当時の苦しい状況ですから今とは違うなか本当に苦労をされたのだなと今感じます。
先人や各家のご先祖さまのおかげで今のワタシは奥之院に務めさせていただきながら、拙寺をお守りしています。そうした生活を送りお寺を運営させていただけるのも檀信徒の方々のお力添えによるものといえます。だからこそ勤行では、先祖代々お守りいただいた御礼を、感謝を申し伝えることをおろそかにできません。いただくお布施を拝受して無駄のないように大切に使う、そうした事をこの確定申告のときに気持ちを新たにしています。
今回七面堂の荘厳具を買い足したり、お墓参り用の手桶などこまごまとした出費があります。日常生活を支えていただきながらこうしたこともできること、ありがたいことと合掌いたします。