中日

 御来光は富士山頂からのぼりその光線は七面大明神の額に届きます。そしてその光線は遠く出雲大社まで伸びていきます。山梨県の早川町にある敬慎院本社にはこの奇瑞を求めてお彼岸の中日には多くの方がお参りされます。

この吉祥日に当山の七面大明神様も無事遷座の日を迎えました。天気予報では大荒れの予報で朝には雨が降り始めていました。冷たい風もふきすさび外での法要は難しいと判断して、小さな堂内でおこなうことになりました。おかげさまで平成28年の発願以来実に8年がかりではありましたが、日蓮聖人降誕800年の記念事業として七面堂の改築が成就しました。勤務先の奥之院思親閣からも立派なお花をお供えいただき文字通り花を添えていただきました。慶讃文を読み上げる中、無事に完成したことをご報告できたこと何よりの報恩事業であったと仏祖三宝とお祖師様に感謝申し上げました。

2枚目の写真は晴れの日に撮っておいたものです。

この中日に落慶竣工の法要を営み、今後はこのお堂を大切に使わせて頂こうと思います。実はこのお堂は取り壊しをして明神様を本堂に移すことも一案としてあり、また小さいお堂に縮小する案も出ていました。結果同じ大きさの建物となりました。ある方からやはり大明神様をお祀りするのに別の場所に移動させるのも、小さいところにお納めするのも逆に失礼ではないか、むしろ頑張ってこうして改築してよかったのではないですか、とこのような言葉をいただき今更ながら本当にその通りだなと納得した次第です。

百合の香の 御堂ほのぼの 読経す とは亡き祖母の句です。再び読経唱題の声が響き渡るよう新たな願いを立てた1日となりました。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

コメントを残す