お彼岸も後半に入ってきました。六波羅蜜という修行の中の4番目、精進は文字通り努力をすることです。
一度誘惑に負けると怠け癖となってズルズルと楽な方に流れてしまいがちになるのが人というものでしょう。私も例に漏れずそうして後悔をしたことがたくさんあります。やっぱり「継続は力なり」は金言でしょう。継続を続けられるということは一つの才能だとも思っています。こうして駄文にもなってしまうブログを更新し続けているのも「自分の頭に巡っている事を言語化する」という宿題を自分に課しているからでもあります。
精進は削ぎ落としていくことが大切だと思っています。例えば精進料理は植物性のものを主体にした料理で肉魚は使いません。そこには殺生を避ける意図があったり、刺激の強いものを避ける意味もあります。つまり精進料理は生命を維持するうえで仏教の教えにそってそうした削れる部分を削ぎ落とした料理と言えるでしょう。普段の生活では私も普通の食事をとっておりますが、特別な修行でない限りは精進料理はどこか遠い存在になってしまっています。
自分のできる努力項目を増やすこと、それを最近意識するようになっています。20代では海外布教に赴き英語の習得に精をだし、30代ではスノボーにハマり、40代では俳句を始めました。そして50代になった今は読書というふうに努力項目が変わっています。だいぶ自分の足元が見えてきて、自分の向き不向きも理解が進み初めてきた今、人生をできるだけ元気にできるだけ楽しく生きようということに精進していこうと思っています。遊び呆ける意味ではなく、自分の人生を彩る主人公は紛れもなく私以外にいません。できる努力を重ねて精一杯輝きたいと思います。