いよいよ明日は奥之院思親閣の別当交代式です。
コロナ禍のまっただなか始まったこの第54代佐藤順行(志摩坊住職)別当さまの任期も3月末日で満了となります。思えばこのしだれ桜の季節に久遠寺の境内にひとっこひとりいないという異様な光景をまのあたりにしました。観光寺院ではないですが、地域の人々にも愛されている地域に人の気配がない日がくることは想像できませんでした。もちろんロープウェイで登るお山にも人の出入りは相当へりました。飲食や交通に対する影響は計り知れないものがあります。
徐々に人の出足が戻り始めたのは昨年のことで、5類に下がる段階でした。ようやくお参りにこれました!という方が5月以降はお参りに戻られました。そうはいってもまだまだ警戒モード、そう簡単には出足は戻りません。それでも8割以上の水準までどうやら数が戻ってきているようです。本当にありがたいことだと思います。
今日は愉快な仲間たちと法要の準備を進めています。20代、30代の若い職員さんの活発な意見がばんばん出てくる非常にいい環境だなと思いながら、こうして一つの目標に向かって準備するのもこれが最後、4年の総括を思いながら過ごしました。
記憶力の乏しい私は、前回どうだったかという質問に弱いのですが、なんとかみなさんの力添えをいただいて前進しています。やっぱり一人でできることって本当に限られており、みんなでやるということの素晴らしさを学ぶ一日となりました。