すっかり観桜期を過ぎて境内には静けさが戻ってきました。
天候も落ち着いてきており、風が爽やかな日中です。久遠寺境内を歩く人もTシャツ姿の人も増えてきています。サクラに足を止め歓声や賞賛の声にみちていた頃はあっという間に過ぎてしまいました。そして葉桜が静かに微笑んでいるような久遠寺の境内です。
季節は今後は新緑へと進んでいきます。身延山の四方には山々がそびえ立ち、これからはいきいきとした新しい芽吹きをみることができます。こうした桃色から黄緑、新緑へと進んで行く様を眺めると自然と過ごしている実感がわいてきます。最近では蜂も盛んに飛び回るようになり、そろそろ女王蜂が営巣する時期らしいです。そしてどうやってはいってくるのか、相変わらずカメムシも大量に見つけます。動かないと思ってうっかり拾い上げると数時間てが匂ったりとなかなか手強い虫ですね。
国土の七割が森林という国で街道が整備され大都市も多い日本、本当に不思議な国だということを海外の友人から質問されたことがあります。どうやって発展してきたのか?どういう心で生活しているのか?20年以上も前の話ですが、どうやって答えたのか忘れてしまいました。ただどうしてだろう?という疑問は心の中に残っています。
発展することが正義や目標にはなると思いますが、まだまだ世界中を見渡せば発展途上にある国がおおいのも事実です。テレビでみるこうした国の子供たちが素足で楽しそうに遊びを見つけている姿は目の輝きも違うように感じます。個人的には楽しい!嬉しい!といった純粋な気持ちを時間がたつにつれて忘れていっているような昨今の印象が日本にはあります。大人でも子供のようにはしゃいだっていいじゃないですか、転んだら怪我するかもしれませんが。やはり体で表現するのは難しくなってきたので、じっとしていても楽しいことをする、例えば素足で歩いて土の感触、水の冷たさを味わう、そんな静かな遊びをしてみようかと思っています。