趣味

 最近びっくりしたことがあります。それはどうも郵便受けに俳句の添削した用紙が入ってくるのはなぜだろうと不思議に思っていました。

私もこの地区のつつみ俳句会という極少人数の会で毎月投句しています。私が通った中学校時代の先生が現役の先生でいろいろ指導をいただいています。この郵便受けに入っている添削用紙は先生の字ではなくいったいどうしたことかと思ったら、父から「最近俳句始めたから」とのこと。

え~~~~~っという驚きでした。特に絵画を鑑賞するのが好きな父ですが、子供のころに美術館に連れて行ってもらった記憶もなく、芸術に関する興味もそんなにないのかなと思っていました。まさかまさかの父の投句であったとは!「これ新しい趣味だよ」とのこと。

来月86歳になる昭和12年生まれの父はそこまで多趣味というわけではないですが、車と食べることが趣味、そして庫裡の廊下には出先で買い集めてきた好きな絵をかざったりしていました。何事も始めるには遅いということはない、と昔恩師の先生が話しておられました。恩師の先生が老後英語を勉強しはじめたとのことでその真意を伺うと、「あの世(霊前浄土)で英語がしゃべれたら愉快じゃないか、外人にもいっぱい法をとけるゾ」とお話になったとか。

祖母や母に続いて父まで俳句の世界に飛び込みました。次はだれなんだろうという楽しみもあり、また季節のことに関して家族で話題がもてるのはいいことだなと素直に元気な親父をみてうれしくなりました。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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