朝からシトシトと雨がふっています。
久遠寺では「晋山式:しんざんしき」が執り行われます。新しい法主(ほっす:久遠寺の住職)様が正式に就任される法要です。私達職員もそれぞれの部署で準備を進めてきました。とはいうものの新参者の私は右も左も分からない状態からのスタートでいきなりの大法要、かなりの情報量となってあたふたしております。一緒の部署の学生さんにも教えて頂きながら同部署の方々にも大変お世話になっています。
この法要は法主様が基本的には終身なので、遷化(せんげ:お亡くなりになること)された後に新しい法主様が任命されます。宗門内外にも知らしめる大きな法要ですので準備には時間がかかります。新しい法主様はご縁の深い寺院に立ち寄られながら身延山に到着し午後2時からの大法要となります。参列の規模も1,000人規模になります。久遠寺の大本堂にはところせましと椅子が準備されています。
甘露とは天から降り注ぐ水(雨)です。つまり雨というのは私達人間の解釈であり、天が大地を潤して祝福している様子を甘露の雨と表現しています。または雨降って地固まるとも表現します。今日の法要は祝福の雨でもあり、今後の地固めになるもの、と受け止めています。
残念ながらお祝いの行列はこの雨ですので、中止となりました。