27回忌

 今日は母の27回忌でした。

平成10年5月にアメリカから帰宅し18か月ぶりに母に会いました。母はいつも笑顔でしたが病気で痩せてしまったその体躯を見て大丈夫かなと心配しました。しかし私のやりたいことを応援するといって再び外の世界へ飛び出していくことにも不安な顔は見せませんでした。

父から母の危篤の連絡をもらったのはその1か月後でした。当時はネットで今のように航空券が取れず、旅行代理店にいくか空港のカウンターで直接チケットを取るのが主流でした。焦る気持ちを抑え急遽再帰国するのに5日間かかりました。そして帰国したその日に母は旅立ちました。きっと私の帰りを待っていてくれたのだと思います。

あれから26年という月日が流れました。56歳で亡くなった母の年に私も近づいてきました。今日は家族で塔婆をたてて回向し、またお墓参りをしました。子供たちには供養の意味を伝えて一緒に手を合わせるようにしています。

回向は毎日していますが月日が流れても母のことはいつも思い出の中にあります。母の夢は見ませんのできっと心配いらないよということなのか。会ったら何を話そうかなと墓前で考えていると夕暮れの風が気持ちよく吹いていました。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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