今朝のお勤めで当山の過去帳を読み上げる時に日蓮聖人がまず最初にきます。弘安5年10月13日、今の池上本門寺にて御入滅されました。毎月のご回向は当然ですが、今日は祥月命日にあたり背筋の伸びる思いでした。
またこの13日には私が大変お世話になったお檀家さんの月の命日でもあり、生前の思い出をご回向の時に思い返しておりました。その日がめぐるごとに思い出すことができるので親しくまたお会いできるような気持ちになります。
思い出すことが供養です、と線香かなにかのCMで見たような気がします。御経の言葉では恋慕、渇仰することと表現されています。どうしても会いたい、また話をしたい、そうした気持ちがあふれ出ることを言っています。
久遠寺の境内にも今日は多くの方がお参りにおいでになっています。ひょっとすると今日がご命日と知らない人もいるかもしれません。しかしあとで携帯の写真など思い出すときに「あーこの日だったんだ!」と御祖師さまと接点が生まれるとまた身延への親しみが深まるのかなと期待しながら参拝者に御挨拶をしています。