イントネーション

 普段から人前でお話をすることがありますが、やはり読み癖というか自然に身についた話し方ができているようです。

喉頭がんの手術で声帯を取ってしまった法主様の代わりに原稿を代読しますが、今日も新しい気づきがありました。「日蓮聖人」を平らに強弱をつけずに読むのが一般的ですが、あなたは「に ち れ ん」の「ち」に力が入ってますね、と。

英語の単語では必ず強調する部分が出てきます。例えば「イントネーション」は「ネーション」のネーの部分を強くはっきりと発音します。日本語は割と平坦ですからいつの間にか日本語にもそういう癖が乗っかってしまったのかもしれません。

相手に訴えかけるように、聞き取りやすいように、また区切りや間がしっかりと心地よいように読む技術というのは習得が難しいです。それでも嘆徳(生前の徳を讃えること)や回向文など抑揚がつけば気持ちに伝わりますのでこの修練もまだまだ道遠しといえるでしょう。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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