毎朝のお勤めで日蓮聖人のご遺文(ご信者さんに送られた手紙など)を拝読しています。ここ最近は「立正安国論」の部分です。これは時の執権北条時頼に提出したもので、正しい教えによって国が守られ、栄えるということを訴えたものです。
遠く鎌倉時代の世相が垣間見れる箇所もあります。例えば飢饉が起きたり、疫病が流行ったり、そして内乱や海外からの侵攻など。考えてみると800年近い時間が過ぎた現代にも当てはまる箇所は多いのではないでしょうか。
米騒動があり、コロナ禍があり、政治の混乱や外国人の問題など、共通項は昔から変わらないものがあるように感じます。でも希望がないわけではありません。こうした歪みができるということは何かを変える必要があるとも言えるでしょう。それを訴えられたのが日蓮聖人です。
正しい教え、法華経信仰に基づいた生活とは一体どういうものか。一人一人がそういう同じ方向を見ながら同じ慈悲の心をどう育んでいくか。人を、世間を、国を守ることに繋がり、発展の礎となるにはどう生きていくのか?とお言葉を噛み締めています。