陰翳礼賛

 谷崎潤一郎の本を読んでいます。日常の生活の中にある日本人が作り出してきた生活様式には、どこかしら影のような闇があると言います。

気付かされることがあります。窓ガラスから入ってくる光が障子紙で柔らかく勢いを落として部屋に入ってくる。そこには引き算の美学があるという分けです。

翻って考えてみても、ネアカの人が四六時中ポジティブでいるわけではなく、どこかでバランスを取っているように思います。寝ている間はしゃべりませんので、そこで話すパワーを充電しているのかもしれません。

読み進めていくと、文章の表現がとても繊細でわかりやすく、あぁ、自分もこうした文章を書けたらいいなと思う文体です。読書の没入感で一気に読み進めることができました。やっぱりインプット(影)とアウトプット(光)は一対になっている法則を感じました。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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