昨日お経でお伺いしたお宅でのお話です。とにかく家の中心は仏壇だと、お話を頂きました。孫たちがうちに遊びにくると全員、まっさきにお仏壇に線香をあげる習慣になっているそうです。
それから食べ物を仏壇に一回お供えしてから食べ始めることも習慣になっているそうで、お土産なんかも「じーじ 一回仏さまにあげたの?」と聞いてから封をきる、いただきますをするそうです。
普段の日常生活の中にこれほど思いやりや繋がりを大事にすることができるのは本当に尊いことだと思います。過去の先祖様の命のリレーに感謝してから自分たちの食事をする、一見簡単なことかもしれませんが、習慣になるには親の行動をみていたからでしょう。
難しいことをしたり、修行だと騒ぐことが仏道ではなく、こうした日常のささやかな、相手を慮ることであったり、言葉で感謝をかけることができるようになればその人は仏道を自然と歩んでいるのだなと教えられた気持ちになりました。人間らしさを高めていくにはやはり宗教心も必要ですし、道徳も必要ですね。