引継ぎ

 最近お亡くなりになったお檀家さんの葬儀の準備で感じたことがあります。改めて身内を送るというのはとても大変だということです。精神的にも悲しみの中で準備を進めないといけません。

そして実務が多いのも事実です。葬儀の準備だけでお寺と様々なことを決めていかねばなりません。そしてその中には信仰に関する引継ぎも発生してきます。親がやっていたことを改めて認識される方も多いかと思います。

檀家として菩提寺を支える、檀家制度が出来てからのことです。それ以前はいったいどうやって神社仏閣を守ってきたのでしょうか?昔のお寺の普請に携わったからとお曼荼羅を信仰の証として授与されたりするのを見かけます。助け合いの文化の中で、護持格護されてきたのでしょうか。

世代が変わっても、そういう気持ちを醸成してゆくことも宗教者としてのつとめの一つでありましょう。親から受けたバトンを次の世代に渡す、いきなり信仰心は宿らないかもしれませんが、少しづつ仏事を通してそういう気持ちが生まれてくるようにお手伝いができたらいいと思っています。

投稿者: 市川 泰雅 

ほほえみの伝道師

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